料理一年生

新鮮でおいしい野菜の選び方

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1日に食べた方がよい野菜の量は、1人350gといわれていますが、皆さんは充分に野菜を食べていますか?
美容と健康のために、野菜は毎日たっぷり食べたいものですが、野菜をおいしく食べるためには、何と言っても新鮮な野菜を食べることです。ここでは、新鮮でおいしい野菜を選ぶためのヒントを紹介したいと思います。
 

1、新鮮な野菜を見分けるポイント
 
ポイント① 色つやがよく、張りのあるものを選ぶ
野菜は収穫してから時間が経つにつれて水分を失いしなびてきます。また、クロロフィルなどの野菜の色素も収穫後に分解してきます。
鮮度が落ちた野菜と比べてとれたての野菜は、色も濃く、つやつやして、いかにもおいしそうに見えます。

ポイント② 切り口をチェックする
店頭に並んだ野菜を切って中を見るわけにはいきませんので、切り口があるものについては切り口をよく観察しましょう。
収穫して時間が経つと、切り口が乾燥してきたり、茶色く変色してきたりするので、切り口が鮮度を示す一つのバロメーターになります。

ポイント③ 産地が近いものを選ぶ
「産地が近い=新鮮」とは限りませんが、少なくとも産地が遠いものは輸送に時間がかかり、その分鮮度が落ちるのは当然のことです。
特に外国産の場合は、いくら輸送のシステムが発達したといっても、朝収穫したものをその日のうちに店頭に並べるのはまず無理と言ってよいでしょう。また、輸送に時間がかかる分、輸送中の劣化や虫害などを防ぐ目的で余分な薬剤を使用している場合もあり、その点でも産地が近いものの方が安全です。地域によっては街路市などがあるところもあるので、そういったところで、とれたての野菜を買うのもよいかもしれません。

ポイント④ 旬のものを選ぶ
旬を外れた野菜は収穫された時に既に元気がないので、収穫してからの時間が例え同じであっても、旬のものの方が、おいしさや鮮度の低下が少なくてすみます。また、旬のものは、おいしさも栄養価も高い上に、値段も割安なので、できるだけ旬の野菜を取り入れることをおすすめします。

ポイント⑤ 大きすぎないものを選ぶ
特にじゃがいもや大根などの根菜類の場合は、大きすぎると、育ちすぎて中がスカスカになっていたり、水分が少なくなっていたりしておいしくないことがありますので、程よい大きさで、適度な重さがあるものを選ぶ方がよいです。

 
2、普段よく使う、代表的な野菜について、具体的にどんな点に注意したらよいか紹介します。
 
<根菜類>

大根:皮の表面が真っ白でツヤがあり、肌のキメの細かいものがよいです。表面が、ふにゃっとしていたり、でこぼこしているようなものは避けましょう。また、ひげが少なくまっすぐ伸びているのは、よく育っているのでおいしい大根です。
 
人参:皮が色鮮やかなオレンジ色をしていて、ツヤのあるものが新鮮です。茎の切り口が茶色く変色しているようなもの、皮が黒ずんでいるものは避けましょう。また、切り口の芯の直径が小さいものがよい人参です。
 
じゃがいも:全体的にふっくらとしていて、丸みがあるものを選びましょう。皺がなく、持ったときにしっかりとかたいものがよいです。芽が出始めていたり、表面の一部が緑色になっているものは古い証拠なので避けましょう。
 
玉ねぎ:表面の皮が濃い茶色で、パリっとよく乾いてツヤのあるものを選びましょう。先の部分が細くすぼまっていて、ずっしりと持ち重りのするものが良いです。また、触った時に柔らかいもの、芽や根が伸びているものは鮮度が低下している証拠です。
 
 
<葉菜類・花菜類>

レタス:パリっと張りがあり、光沢のあるものが新鮮です。巻きは堅すぎず緩すぎず,形は自然に丸いものがおいしいレタスです。芯の切り口が小さく変色していないものを選びます。
 
キャベツ:春キャベツはふんわり巻いていて、冬キャベツは玉がかたくしまり巻がしっかりしていて,持ったとき重く感じるものがよいです。外葉がついているほうがよく、レタスと同様に、葉に光沢と張りがあり、芯の切り口が変色していないものを選びます。
 
ホウレンソウ:葉の緑色が濃く葉肉が厚いものがよいほうれん草です。葉はつやつやとして張りのあるものが新鮮です。根は太くてピンク色が濃い方が、栄養価が高いのでお勧めです。また、茎が太くて長いものは、成長し過ぎているため、アクが強いので避けた方がよいです。
 
白菜:葉先の巻きに弾力があり、切り口が白くて瑞々しいものを選びます。古くなると葉が黄色っぽくなり、葉に黒いごまができたり、切り口が茶色くなったりします。
 
ブロッコリー:つぼみの粒が詰まって、こんもりしているものを選びましょう。切り口にスが入っていたり空洞があったりするものは鮮度が落ちています。紫に見えるくらいの濃い緑色のものが、栄養価も高くおいしいブロッコリーです。
 
 
<果菜類>
 
キュウリ:皮に着いているイボが尖っているものは新鮮な証拠です。全体的に濃い緑のものがよいキュウリです。また、太すぎるものは熟しすぎて種がかたくなっていることが多く、適度な太さのキュウリが一番おいしく食べられます。
 
トマト:赤くツヤのあるものを選びます。ヘタもきれいな緑色のものの方が鮮度がよいです。きれいに丸くて、持った時に重いものの方が瑞々しくておいしいトマトです。黄色くなっているもの、柔らかいものは、鮮度が落ちているので避けましょう。
 
ナス:表面に張りがあって、黒々と光沢のあるものを選びます。ヘタも黒く、棘がしっかり尖っているものが新鮮です。また、首が細いものよりも全体にふっくらとしたナスの方が、食べごろでおいしいナスです。
 
ピーマン:表面がきれいな緑色でツヤのあるものを選びましょう。ヘタも緑色で元気なものの方がよいです。また、持ったとき重い方が、水分を多く含んでいて新鮮です。
 
 
新鮮な野菜を選ぶ事も大切ですが、折角の新鮮な野菜も冷蔵庫の中でしなびさせてしまっては、もったいないことです。新鮮なうちに上手に使い切る工夫をして、おいしい野菜を毎日たっぷり食べて下さい。

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